本年10月末から来年3月にかけ、「経営に役立つQCD改善」をテーマに公開及び出張セミナーを開催します。その中の一つ章として「統計的品質管理」があります。JISQ9100:2016で統計手法に関する要求事項としては、次の箇条です。

 

・箇条3.3 キー特性(key characteristic)

そのばらつきが、製品の取付け、形状、機能、耐久年数又は製造性及び重大な影響を与え、ばらつきを管理するために特定の処理が必要な属性または特性

 

・箇条8.1 運用の計画及び管理

b)2)製品及びサービスの合否判定

注記 製品の特性及び規定要求事項に応じて、次の事項を補助として、統計的手法を用いることができる。

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- 工程管理

キー特性の選定及び検証

工程能力の測定

・統計的な工程管理

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f)クリティカルアイテムをマネジメントするために必要なプロセス及び管理を明確化。そのプロセスは、キー特性が識別されている場合の工程管理を含む。

 

・箇条8.5.1 製造及びサービス提供の管理

c)2)抜取計画を製品の合否判定の手順として使用する場合、抜取計画は認知された統計理論に基づき正当化されたものであり、使用に適するものであることを確実にする

k) 決められたプロセスに従った、キー特性を含む識別されたクリティカルアイテムを管理及び監視する。

 

「クリティカルアイテム」に関して「キー特性」が指示された場合、工程管理をしっかり実施しなさいと要求していますね。

 

実行としては、「キー特性」と図面等で指示された場合、その「キー特性」のばらつき管理は、単なる寸法等の特性が「公差内」に入ればよいというものではなく、工程能力指数Cpkが1.33以上であることを要求しています。ここで一足飛びに答えましたが、別途丁寧に説明します。