Nadcap認証取得についてのお問い合わせが,弊社にたびたび寄せられます。
例えば,“熱処理のNadcap認証を取得したいがどのように進めればよいか”,“機械加工の一部がNadcap認証の対象になっているが,当社に該当するのだろうか”といった質問です。
弊社が2019年1月に発行するガイドブックに,Nadcap認証について詳細を記載していますが,その一部を紹介します。

熱処理,化学処理,溶接,非破壊検査等のプロセスは,Nadcap認証制度が発足する以前から航空宇宙製品については,特殊工程として顧客の承認,認定として日本航空宇宙防衛業界で当たり前として運営されてきました。

Nadcap認証は,顧客の代理人としてのNPOのPRI(Performance Review Institute)が認証しています。Nadcap認証を受ける「条件」には,ハードルがあります。次の二点です。
(1)プライム(又はサブクライバー)である顧客からNadcap認証取得が要求されていること。
(2)JIS Q 9100認証取得していること。又は,Nadcap認証審査の基準であるAC7004(Aerospace Quality System : ACチェックリス)の認証取得していること。

また,Nadcap認証審査の「特徴」には,次のようなことがあります。
(1)顧客の特殊工程要求事項(スペック等)に対して,完全に適合していること。
(2)Job Audit(作業現場,工程確認)と書類審査(作業・検査手順書,成績書等の確認)
(3)ACチェックリストによる審査
(4)品質マニュアル,該当特殊工程の規定,作業・検査手順書は,英文化されていること。英語による審査(英語での対応が必要)
(5)顧客等の要求事項のフローダウンの確認 等

次回は,“「機械加工の一部」が,なぜNadcap認証の対象なのか”を紹介します。
それには,「製品安全」と直接に関連しているのです。

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